モダンアプリケーション開発には、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は不可欠な要素です。APIは、異なるアプリケーションやサービスが互いに通信することを可能にし、異なるソフトウェアが一緒に動作するための方法を提供します。
しかしながら、他のソフトウェアコンポーネントと同様に、APIもセキュリティ上の脅威に対して脆弱です。
実際、APIはWebアプリケーションに対する最も一般的な攻撃経路であり、開発者や管理者が見過ごしてしまうこともあります。
したがって、この種の脅威から保護するために、APIを安全に保護することが重要です。
API保護の方法のひとつは、認証と認可を使用することです。
認証では、アプリケーションにアクセスするユーザーの身元を証明することができ、認可では、そのユーザーがAPIにアクセスする必要があることを証明することができます。
これにより、許可されたユーザーとアプリケーションのみがAPIにアクセスでき、アクセスを許可された特定のリソースにのみアクセスできることが保証されます。
API保護にもう一つ重要なことは、入力の検証で、APIに送信されるデータが正しい形式であり、潜在的に悪意のあるコンテンツが含まれていないことを確認することです。
これは、攻撃者がAPIリクエストに悪意のあるコードを注入して機密データにアクセスするSQLインジェクションなどの攻撃を防ぐのに役立ちます。
これらの対策に加え、APIに脆弱性がないか定期的にテストし、監視することも重要です。
APIを定期的にテスト・監視することで、攻撃者に悪用される前に、セキュリティ上の問題を迅速に特定し、修正することができます。
上述の対策を、Fortifyで行う方法は、こちらのページで概要をご紹介しています。
また、その他にも以下の情報もご提供しております。
Fortify Unplugged Japanでは、各種日本語字幕付き動画を公開しており、APIセキュリティに関する動画も公開しています。
この動画では、以下の内容をご紹介しています。