お客様各位
いつもお世話になっております、マイクロフォーカスエンタープライズです。
今回は、
Voltage データセキュリティプラットフォーム
が
The Forrester Wave?: データセキュリティプラットフォーム、2023年第1四半期レポート
において、リーダーに選出されましたので、データセキュリティにフィーチャーしたニュースをお届けします。
Voltageは、The Forrester Wave?: データセキュリティプラットフォーム、2023年第1四半期レポートにおいて、データ発見、分類、トークン化、暗号化、データマスキング、データアクセス制御、プライバシーユースケース、データおよび情報ガバナンスユースケースなど15項目で最高得点を獲得しました。また、同レポートの戦略カテゴリにおいて、製品ビジョンと実行ロードマップの項目で他社の評価を上回り、最高のスコアを獲得しました。(
プレスリリース
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プライバシー・バイ・デザイン
Voltageポートフォリオは、継続的なデータの発見、洞察、および保護によりリスクを軽減し、
プライバシー・バイ・デザインを実現することで、企業や組織の安全を確保
します。
先進的なフォーマット保持型エンタープライズデータ保護技術には、暗号化、トークン化、ハッシュ化、およびマスキング機能が備わっており、プライバシーコンプライアンス、決済基準と規制、およびデータセキュリティに対応しています。
プライバシー・バイ・デザインとは、DXなどによる組織改革や新サービス・システムの導入時に、企画・設計段階からプライバシー保護をあらゆる側面で考慮し、あらかじめプライバシー保護対策を組み込む考え方です。
この考え方自体は1990年代半ばに提唱されたものですが、GDPRや米国CCPAなど、法的な要求事項になり、違反による制裁事例も生じたことや、PCI DSSなどのビジネス規制でライバシー要件が要求されるようになったことなどから広く認知されるようになりました。
プライバシー・バイ・デザインの目的は、組織がアプリケーションやデータベース内のデータを発見・理解するためのプロセスを定義し、プライバシーに関する分類を行い、その情報に基づいてリスクを評価・可視化し、リスクを最小限に抑えるためにデータに関する意思決定を行うのを支援することです。
リスクプロファイルを策定したら、それを確実に保持し、組織全体で安全に共有することを計画します。これにより、組織は、データを短期、中期、長期的に管理する必要があることを理解し、そのデータを防御的に削除し、長期的にライフサイクルを管理し、法的監査や調査に対する監査対応を迅速化することができるようになります。
データは日々増加しています。データの増加を心配するよりも、データを最適化し、収益化することで、データの増加やコストの最適化は自ずと解決されます。
データセキュリティとは ― データマスキング技術
データセキュリティとは、データのライフサイクル全体で未許可のアクセスや破損からデータを保護するプロセスを指します。データセキュリティには、すべてのアプリケーションとプラットフォームでデータを保護するためのデータ暗号化、ハッシュ化、トークン化、キー管理のプラクティスが含まれます。
データベースやデータの暗号化は、適切なアクセス権やキーがあれば生データを取得できます。データマスキングの場合は、元の機密情報の取得やアクセスができない点で、内部だけでなく外部との機密情報のやり取りや、システム構築におけるテスト環境での利用に適しています。
最近では、業界を問わず、その情報を収益化するために、イノベーションと競争上の優位性という点でより高い基準を達成できるように、データの利活用によるカスタマーエクスペリエンスの向上、サービス提供の充実化を図ることも同時に求められています。
これは、暗号化、トークン化、マスキング、ハッシュ化を使ってデータを変換することで実現できます。プライバシーが保護されたデータが、フォーマット保持型の暗号化、セキュアなステートレス トークン化、フォーマット保持型ハッシュ化で保護されている場合、データを復号化せずにアナリストと共有できれば、データの収益化と分析のサイクルを大幅に短縮できます。
Voltageポートフォリオは、2022年GartnerRPeer Insights?のデータマスキング部門でCustomers' Choiceの1社に位置付けもされています。(
プレスリリース
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