※本資料は、Micro Focus社の事業部門であるCyberRes が、11月2日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
報道関係各位
2021年12月1日
マイクロフォーカス、Voltage SecureData Serviceを発表、
特許取得済みのプライバシー保護技術をクラウドネイティブで提供
導入の自動化、順応性とレジリエンスの向上を実現するソリューション
2021年11月2日 米国カリフォルニア州サンタクララ
Micro Focus(以下、マイクロフォーカス)の事業部門であるCyberResは本日、クラウド上のビジネスアプリケーションにデータセキュリティソリューションを導入できるクラウドネイティブなデータ保護サービスであるVoltage SecureData Servicesのリリースを発表しました。Voltageは、マルチクラウドやオンプレミス環境で高価値のデータを保護する特許技術のパイオニアで、AWS、Azure、Google Cloud Platform上のクラウドネイティブサービスとしてデータのプライバシーと保護を提供します。
今回の発表は、お客様がクラウドエコシステムにおける価値を実現するまでの時間を短縮する、CyberRes Voltageの新製品シリーズの最新版となります。Voltage SecureData Servicesは、自動スケーリングの可変ワークロードにおけるプライバシー関連の規制の課題を解決し、クラウドネイティブアプリケーションで使用される機密データに対して、フォーマットを保持したフィールドレベルのデータ保護によるデータプライバシーを提供します。Voltageは、データ保護機能を備えたクラウドワークロードの動的な拡張、コスト削減、効率化を全面的にサポートします。
ワークロードが急速にクラウドに移行するにつれ、企業はセキュリティソリューションを自社のアプリケーションにより近く、あるいはアプリケーション内に組み込む必要性を痛感していますが、Voltage SecureDataのプライバシー保護を実現する技術は、必要に応じてオンプレミス、クラウドネイティブ、またはハイブリッド環境に導入することができます。さらに、トークン化、フォーマット保持型暗号(FPE:Format Preserving Encryption)、フォーマット保持型ハッシュ(FPH:Format Preserving Hash)により、個人識別情報(PII:Personally Identifiable Information)、保護医療情報(PHI:Protected Health Information)、ペイメントカード業界(PCI:Payment Card Industry)データなど、機密性の高い個人データを最先端の機能で仮名化および匿名化することができます。
CyberResのVoltageデータプライバシー&プロテクション部門でプロダクトマネジメント担当シニアマネージャーを務めるシド・ダッタ(Sid Dutta)は次のように述べています。「すべての企業がクラウド化を進めており、クラウドファーストまたはクラウドオンリーという戦略的な意思決定を行う企業が増えています。そのため、セキュリティソリューションもクラウドネイティブであり、クラウド上のあらゆるビジネスアプリケーションと同様に導入、拡張、および管理できることが不可欠です。Voltageの革新的なプライバシー保護技術は、迅速に導入でき、クラウドネイティブアーキテクチャに固有の動的な拡張性とレジリエンスの向上を提供します。また、パブリック、プライベート、およびハイブリッドクラウドの動的な環境に適しており、プライバシーコンプライアンスをサポートし維持するための重要な技術的対策となります」
マイクロサービスベースのアーキテクチャを採用したVoltage SecureData Servicesは、エンタープライズのお客様に、導入の自動化、順応性、レジリエンス、運用コストの削減などのメリットをもたらします。Voltage SecureData Servicesは独自のステートレスな鍵管理を備えているため、お客様は必要に応じて鍵のコントロールを維持しながら主要なクラウドで鍵管理を安全に実装することができます。さらに、Hold Your Own Key(HYOK)やBring Your Own Key Management System(BYOKMS)など、さまざまな鍵管理プロセスやベストプラクティスを活用することで、金融サービスなどの最も規制の厳しい業界で必要とされるデータ管理や職掌分散(Separation of duties)を行うことができます。
Voltage SecureDataは、企業データを保護するエンドツーエンドのデータセントリックなアプローチを提供することで、組織のサイバーレジリエンスの強化を支援します。Voltage SecureDataはクラウド機能を急速に拡大しており、堅牢かつエンタープライズクラスの業界標準のデータセントリックな保護ソリューションを活用して、オンプレミスからクラウドに移行する際に、転送中、保管中、使用中のデータを持続的に保護することができます。Voltage SecureDataによって保護された情報は、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)、CCPA (California Consumer Privacy Act)、HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act of 1996)、GLBA (Gramm-Leach-Bliley Act)、その他の州と国のデータプライバシー規制だけでなく、EUの全加盟国で適用される欧州委員会の一般データ保護規則(GDPR)に準拠します。
追加情報
Voltage SecureData Servicesは、本日より世界中のお客様に向けて販売開始します。
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CyberResについて
CyberResは、マイクロフォーカスの事業部門です。世界最大級のセキュリティポートフォリオの専門知識を駆使して、お客様がチームや組織内でサイバーレジリエンスとビジネスレジリエンスの両方を構築し、変化する脅威に対応できるよう支援します。CyberResは、不利な状況に対処するためのデジタル変革ソリューションの一部であり、企業や組織が今日の事業を継続し、明日の機会を利用して成長するための変革を可能にします。
マイクロフォーカスについて
マイクロフォーカスは、エンタープライズソフトウェアを通じてグローバルで40,000以上のお客様のビジネスの遂行と変革、適応を支援しています。堅牢な分析エコシステムに支えられた包括的なポートフォリオを持つマイクロフォーカスは、既存技術と新興技術のギャップを埋める実用的で顧客中心のソリューションを提供し、企業がスマートデジタルトランスフォーメーションを実現できるよう支援しています。
マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、マイクロフォーカスの日本法人です。マイクロフォーカスに関する詳細は www.microfocus.com、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は https://www.microfocus-enterprise.co.jp/ をご覧ください。
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■マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社
担当:河口 雄一郎
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