ランサムウェアは、身代金を意味する「Ransom（ランサム）」と「Software（ソフトウェア）」を組み合わせた造語で、マルウェアの一種です。巧妙さを増すランサムウェアによる被害は、日本情報処理推進機構（IPA）により1月25日に発表された「情報セキュリティ10大脅威 2023」（同年2月28日更新）でも3年連続1位の脅威とされています。
ランサムウェアの感染経路は多岐にわたり、マルウェア対策、不正アクセス対策、脆弱性対策などの基本的な対策を確実かつ多層的に適用し、バックアップ取得や復旧計画の策定など攻撃を想定した事前の準備が重要とされています。
マイクロフォーカスはランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃に対するセキュリティ製品・ソリューションをグローバルで提供しており、お客様の環境、ニーズ等に合わせた製品・技術サポートサービスをワンストップで提供をしています。
今回は、ランサムウェア等のサイバー攻撃被害にあってしまった際のシステム復旧のための最後の砦と言われている"データ保護"製品であるMicro Focus Data Protectorをご紹介いたします。
Micro Focus Data Protector は、30年以上の実績があり、ステークホルダー様からの声の反映を続けてきた拡張性に優れたエンタープライズグレードのバックアップおよびリカバリソフトウェアソリューションです。非構造化データ、ミッションクリティカルなアプリケーション、オペレーティングシステム、仮想化環境を完全に保護します。
日本よりもサイバー攻撃の被害が早く報告されている海外のお客様のデータ保護のため、Data Protectorはセキュリティ強化、機能拡張を常に行っております。また、データ保護のエキスパートメンバーに日本メンバーも加わり、培ってきたノウハウや世界中での実績・情報を活かした情報を提供し、意見交換を行いながらお客様に安心、満足してIT環境をご利用いただけるよう取り組んでおります。
ランサムウェアから回復するMicro Focus Data Protector の特長
また、Micro Focus Data Protectorは、マルウェア対策として包括的なデータ保護とバックアップの二段構えのアプローチで、ランサムウェアの脅威を容易に無効化することができます。
まず、ランサムウェア侵入に対する保護を強化します。万が一、マルウェアに感染してしまった場合は、システムを正常な運用へと復元するための最新のデータコピーを用意しておき、これを使用して問題を迅速に解決します。
