モバイル!で、ちら見せ

1) モバイルテスティングソリューションHP Mobile Center発表

  弊社のテストツール製品では、個々の製品単位のアドイン(たとえばUFTMobileとか)や新機能の一つ(LoadRunnerのモバイル負荷テスト機能とか)としてモバイルアプリケーションへの対応を実現してきました。が、先日グローバルで、新製品HP MobileCenterがリリースされました。米国HPでのサイトでは、すでにページが公開されています(日本語化の関係で、日本でのリリースは少し遅れます。ごめんなさいmOm)。

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HPのソフトウェア製品では名前に"~Center"と付くと、単なるテスト単機能ではなく、リポジトリ機能のついた"統合管理製品"という色合いを帯びるのがお約束です。今回のMobileCenterもこのお約束に従って、テスト機能だけでなく端末の管理や、他のテスト製品との連携でトータルなモバイルアプリのテストインフラを作ります。

 国際化対応も順次進めておりますので、情報アップデートされたら、お知らせします。

2)モバイル開発支援製品、HP Anywhere用開発者向けサイト立ち上げる

 テストツールで認知いただいている弊社、実はモバイルアプリ開発用の製品も提供しています。それがHP Anywhereです。ま、正直忙しくてこれまで手がまわらなかったのですが(^^;)、開発者用のサイトが立ち上がってきました。サンプルの動画も満載なので、少々英語が苦手でも参考にしていただけます。

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HP Anywhereは、iOSやAndroidOSで稼動するアプリと、バックエンドのシステムを連携させる、いわゆる"エンタープライズモバイルアプリケーション"の開発・運用ツールです。

主な構成要素は、以下のようになります。

  • 企業の業務アプリへアクセスする、モバイルアプリのカタログサイト機能(HPAnywhereサーバー)
  • モバイルデバイス上のHP Anywhereアプリ。このアプリは一種の"サンドボックス"として機能します。カタログサイトからダウンロードしたお客様の業務モバイルアプリは、この"サンドボックス"の中で管理されます。
  • Eclipse やIntelliJを使ってクライアントアプリを開発するプラグイン

紹介ビデオを(英語ですが)以下に埋め込んでおきますので、ご覧ください。

ちょっと変わっているのが、コラボレーションのフレームワークが提供されるところです。

個々の業務アプリとは別に、タスク(HPAnywhereではアクティビティと呼んでます)を起票してメンバーにアサインしたり、コメントをつけたりというコラボレーション支援機能が、共通フレームワークとして提供されます。

これを活かしたソリューションのひとつとして、弊社のソフトウェア製品を連携するHP Anywhere用のアプリも提供されています。たとえば、HP ALM/QualityCenter用のモバイルアプリを使って、モバイル端末上から不具合を登録する、なんてことが出来ます。

HP Anywhere自体はすでに日本語対応されているので、すぐにでも開発に適用することが出来ます

・・・ということで、これから続々と"モバイル"の文脈がネタが出てくると思いますので、ウォッチしていてください。

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