HP Agile Managerを、"チラ見せ"る

[HP Agile Managerって...聞いたことないな...]

 
 そうでしょうそうでしょう、無理もありません。だって、まだおおっぴらに紹介していませんから。
 
 なんで紹介してないのかって?それは、まだUIが英語だからです。
 
 じゃ、なぜ紹介するのか?だって、
    
   それが気にならないくらい、使いやすいUIだから、

 です。


 英語UIとか日本語UIとか言いますが、そもそもアジャイルやる人って、

 ・"Story"→「ストーリー」

 ・"Burndown chart"→「バーンダウンチャート」

 ・"ScrumMaster"→「スクラムマスター」

 ・"Product Owner"→「プロダクト・オーナー」

...って、ほとんど"英語そのまま読み"じゃないですか!

  ※以前、某社の製品で、"Product Owner"→「製品所有者」ってのを見たことがありますな。

 それでも「げげっ!」と思われる英語UIアレルギーの皆さんに向けて、いくつかスクリーンショットを添付しておきましょう。


図1バックログ#1releasebacklog.PNG
#1releasebacklog.PNG

図2タスクボード
#2taskboard.PNG

図3バーンダウンチャート

#3Burn down.PNG 

図4ビルドサマリー

#4BuildSummary.PNG

どうです?あんまり気にならないでしょ?(←「そうだね」という返事を期待)

では、特徴をご紹介していきましょう。


[HP Agile Managerってこんなヤツ]

 HP Agile Manager(AGMと略称で呼ばれるます)を知っていただく上でのポイントを、以下に箇条書きで挙げてみましょう。

"HP Agile Manager(AGM)は..."

a) 弊社によるSaaSサービスです。

b) SCRUMをベースとした、アジャイルプロジェクト管理を支援します。

c) ALMの"ハブ"です。

 それでは、一つ一つ見て行きましょう。


[a) HPによるSaaSサービスです]
 
 AGMは、弊社がホスティングするSaaSとして提供されます。グローバルに分散した開発体制でアジャイル開発を実践する例は海外では当たり前になってきていますが、SaaSであれば、

・個々の開発者向けに個別のインストール作業をする必要なく、欲しい時にすぐ使えます。

・当然情報は一元管理されます。

・「一人あたり月あたり◯◯円」という料金体系なので、開発チームの人員の増減に対して柔軟にコストコントロールすることが出来ます。

#5toppage.PNG


 日本の場合、アジャイルに大々的に取り組んでいるお客様は、決して多くありません(残念な話ですが)。多くが小さく始めて、習熟度があがったり有効性が実感できたら本格展開をはかるという慎重派。SaaSサービスはそんなみなさんにとって最適な提供形態 だと思います。

 え?ソースコードは会社の資産だけど、それをクラウドに預けるのが不安?
 大丈夫です。AGMは、お客様サイトに設定されているSubversionやGitに代表されるソフトウェア構成管理と連携させることが出来 ます。大切なコード資産は外部に出すこと無く、SaaSの便利さを享受いただけます。


[b) SCRUMをベースとした、アジャイルプロジェクト管理を支援します]

 アジャイルの方法論に関する弊社の基本アプローチは、「特定のものに肩入れせずオープンに」尽きます。とはいいつつ、アジャ イルのプロジェクト運営としてはすでにSCRUMがデファクトスタンダードになっている(といってよいでしょう)ので、AGMにおける管理スタイルは、SCRUMをベースに置いています。

 SCRUMのプロジェクトは、プロダクトバックログ→リリースバックログ→スプリントバックログ→タスク...という流れを繰り返し追いかけていきますが、AGMはこの流れを連続したタブで表現します。

図6

#6.PNG

開発者はこのタブを切り替えるだけで必要な機能にアクセスすることができますし、いま自分がどこにいるかもすぐ把握できます。
 "ALM"というと、統合環境の名のもとに、ともすると機能てんこ盛りでどこから手を付けていいのかわからないという話をよく耳にします。
 AGMのタブオペレーションは、その答えとなりえるでしょう。

[c) ALMの"ハブ"です ]

 a) でも述べましたが、AGMはそれ自体がプロジェクト管理機能を持つと同時に、オープンソースや他社製品の情報を関連付ける、"ハブ(Hub)"の機能を持つとも言えます。図3のビルドサマリー情報は、お客様側(つまり、クラウド上ではない)環境のJenkinsの実行情報を取り込んだものです。図7のソースコード変更履歴は、これもお客様側環境にあるSubversionで管理された情報です。

図7

#7SourceCodeSummary.PNG

また、弊社のALMツールであるHP ALMと連携することで、プロジェクト管理はAGM,テスト管理はHP ALMとしてアジャイルALM環境を構築することができます。

 これらのツールで管理された情報と、AGMが管理するストーリーやタスクといった情報を関連付けることで、AGMがライフサイクル全般の情報管理のセンターリポジトリーであり他のツールを結びつけるハブになっているのです。


[もうちょっと知りたい方のために]
 どうです?ちょっとおもしろそうでしょ?
 AGMは評価版が提供されています。
 図8

#8Eval.PNG

 AGMのトップ画面には、基本的な機能の使い方や環境設定のやり方を紹介するビデオが埋め込まれていますが、これはYouTube経由。直接YouTube上で見ることができます。
Creating Product Backlog
  http://stg.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0M3Q2kJR6_o
Spring Management
  http://stg.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=WhX3Wq0ty9w
Tracking progress with dashboards
  http://stg.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=sSUEexVFDGs
Using ALI
  http://stg.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=bb3EVyyxA_0

ということで、興味持っていただいた皆さん、ぜひお試しあれ。

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