ここからはじめよう_ 3 回目 「LR (LoadRunner) v12 インストール」

では、さっそくダウンロードするところからはじめてみましょう。まずは以下のリンクをクリックしてみてください。

LR12製品サイト

開いたページの右上に「今すぐLoadRunnerをダウンロード」をいうボタンリンクがみえると思いますので、これをクリックし、必要事項を記入して送信完了してください。数分でダウンロード先のリンクが記載されたメールが届きますので、そこからダウンロードを開始してください。

(各製品ともかなりのサイズですので、もし回線が細く非常に時間がかかるようでしたら、貴社担当営業まで直接お問い合わせください)

マシンの準備はどうですか?HP LoadRunner12(以後HP LR12)をインストールするための最低スペックは、以下になります。

足りないようでしたら、是非この機会にみなさんのマネージャに申請してみてください(その際は是非HPマシンを購入いただければと・・)。

要件 値

プロセッサ速度
1.6 GHZ 以上
オペレーティング・システム
  • Windows Server 2008 R2 SP1 64 ビット
  • Windows Server 2012 64 ビット(Controller および Analysis でのみサポートされています)
  • Windows 7 SP1 32(サポート)または 64 ビット(推奨)
  • Windows 8 64 ビット
メモリ(RAM)
最小: 2 GB
推奨: 4 GB 以上
画面解像度
最小: 1024 x 768
ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 8,9 および 10
利用可能なハードディスク領域
最小: 40 GB

では、ダウンロードが終わるとiso形式になっていますので、iso形式を見れるようなアプリケーションを利用するか、もしくはDVDなどへライティングしたものをドライブから読み込んでください。

DVDドライブによっては、自動でセットアップメニュー画面が開くかもしれませんが、もし開かない場合は、ドライブのディレクトリを開き、「setup.exe」を実行しましょう。

R_WS000001.PNG

どうですか、このセットアップメニュー画面が表示されましたね?では、一番左上にある「LoadRunerフルセットアップ」をクリックしてみましょう。

そうそう、この手順は、「管理者権限」があるユーザーでやってください。また「ユーザーアクセス制御」もコントロールパネルから一時的に下げておくのも忘れずに。

すると、次のような画面が表示されるかもしれません。これは、HP LRをインストールするときに事前に必要なランタイムライブラリをインストールする必要があり、それをインストールするためのウィザードです。HP LRを利用するために必要なので、このまま「OK」をクリックしてください。

各ライブラリのインストールが順番ではじまります。ライブラリによっては、再起動をもとめられると思いますので、その場合は、抵抗せず・・素直に再起動してください。

R_WS000002.PNG

ライブラリのインストールが終わるといよいよ、LRのインストールが始まります。次の「HP LoadRunnerセットアップウィザードへようこそ」が表示されたら、「次へ」をクリックしましょう。

R_WS000004.PNG

次の画面は「HPエンドユーザー使用許諾契約書」になります。一応、目を通してくださいね・・

問題なければ「使用許諾契約書に同意します」にチェックして、他のチェックボックスもこだわりがない限りそのままチェックして「インストール」をクリックしましょう。

R_WS000005.PNG

軽く「LoadRunnerエージェント」について触れておきますが、負荷テスト時に負荷を生成するマシンが1台では目標の仮想ユーザー数分生成できない場合、生成するマシンを並列的に追加して実行することがHP LRではできます。その際に命令を出すマシンと生成するマシンの間でコミュニケーションをとるのですが、その時に必要になるのがこのLoadRunnerエージェントです。

この、命令を出すマシンをHP LRでは、コントローラ(Controller)、負荷を生成するマシンをロードジェネレータ(LoadGenerator)っていいます。まぁ、それはまた後ででてくるので、今はそんな役割のマシンがあるんだってことだけ覚えてもらえればいいです。

では進みましょう。マシンにもよりますが10分から15分程度で、インストールが修了するはずです。

「完了」をクリックしてください。

R_WS000008.PNG

はい、お疲れ様でした!!っと言いたいところですが、残念ながら、まだ作業があります。

インストールメニューに再度もどりましょう。

R_WS000011.PNG

右下に「User Interface Pack」というのがあるので、これをクリックしましょう。

なぜ?って・・先ほどのインストールはウィザード自体は日本語で表示されましたが、インストールされたのは英語版なんです。そして、今からインストールする「User Interface Pack」をインストールして日本語UI(ユーザーインターフェース)にします。

では、次のフォルダが開くと思いますので、「User Interface Pack.msp」をクリックしてください。

R_WS000012.PNG

あれ?さっきと同じようなセットアップウィザード画面じゃないか。と思うかもしれませんが、気にせず、「次へ」をクリックしてください。

R_WS000013.PNG

次の「HP LoadRunnerの更新準備完了」画面が表示されたら「更新」をクリックしてください。この更新の意味は、英語のUIを日本語UIで更新するって意味です。

R_WS000014.PNG

マシンスペックにもよりますが、10分程度で次の画面が表示されるはずですので、「完了」をクリックしてください。

R_WS000018.PNG

次に、インストールメニュー画面の「終了」をクリックして終了しましょう。

R_WS000019.PNG

インストール作業お疲れ様でした!

実際にライセンス購入を検討される方は、こちらまでお問い合わせください。

次回からは実際に使い方を説明していきます。

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