ビジネスプロセステスティング(BPT)は,HPのALM/QCやUFTを使ってシナリオベースのテストを構造的に管理,実行していくためのコンセプトと一連の機能群の総称です.
誤解を恐れず言ってしまえば,BPTはシナリオテストをするためにテストケースと同様のサイズのコンポーネントという手順が書かれた固まりを複数組み合わせてビジネスプロセスという単位にまとめて実行するだけです.ビジネスコンポーネント単位でフローチャートを書いて上から実行しているだけです.
ただ,シナリオを上手く作るため,色々なコンセプトを取り入れています.
・複数のコンポーネントをグルーピングして一つのコンポーネントのように見せて複数のビジネスプロセスに上手く使いまわすためのコンセプトである「フロー」
・フローやコンポーネント単位のイテレーションの設定とイテレーション毎の入力データの設定
・フローやコンポーネント間でのパラメータのやり取りの情報の管理
などです.これらを上手く使いまわすことでシナリオの要素の部品化,再利用化が上手く出来るようになると思います.
もちろん,実行は手動,自動(UFT)の両方に対応しています.
まずは英語ですが,ビジネスアナリスト向けの BPT 紹介ビデオが以下になります.
テストを実装する人向けのパラメータの使い方の紹介ビデオは以下になります.
BPTで作ったテストをUFTを使って自動実行しているのがこれです.