まずは、評価版の HP Unified Functional Testing (UFT) バージョン12.50 をダウンロードする方法を説明していきますが、その前に、皆さんのマシン環境が下のインストール要件を満たしているか確認してみましょう(↓)。
ここで説明しているメモリ量は空き容量ですので、すでにOSなどシステムで消費しているメモリ量は除いている事に注意してマシンを準備してください。最後にある「ソフトウェアの前提条件」についてはインストーラーを実行すると自動で必要なものをダウンロードして実行しますので、事前にインストールしていなくても問題ありません。
では、評価版をダウンロードしていきます。ブラウザで「HP UFT」と検索するか、直接
をクリックしてみましょう。次の画面が表示されましたね?では、この図の右下にある「今すぐダウンロード」をクリックしてみましょう(↓赤枠部分)。
次に、ダウンロードサイトにアクセスするためのログイン情報を入力する画面に飛びます。すでに HP SaaS のアカウントを持っている場合は、そのアカウントでログインができます。ここでは持っていないと仮定して、画面に必要事項を入力して新規アカウントを作成しましょう。入力したら「Sign Up」をクリックしましょう。これでログインができます。
次のように画面に「UFT」が表示されていますね?(私の場合は他ツールも利用できる状況ですが皆さんはおそらくUFTだけが表示されると思います)
UFT の表示の右をたどると「Download」という文字が見えますね(↓赤枠部分)。これをクリックしてみましょう。
画面遷移し、ダウンロードファイル選択画面になります。選択ファイルは
● Full installation package
● Compressed downloadable UFT installation package
の2があります。今回はフルパッケージの「Full installation package」をダウンロードするので、「Full installation package」をクリックしてみましょう(↓赤枠部分)。
次の画面が表示され、自動でダウンロードがはじまりますが、もし自動で始まらない場合は、この画面にある「click here(日本語で「ここをクリック」の意味です)」をクリックしてみましょう。
ダウンロードファイルを保存する先を聞かれますので、指定して「保存」をクリックしましょう。これでダウンロードがはじまります。皆さんの回線の状況によって数時間かかるかもしれません。
もし、セキュリティや回線の帯域で非常に時間がかかると言う場合は、別途、直接 DVD を送付させてもらいますので、こちらまで「UFT12.5 評価版送付希望」とご連絡ください。
ダウンロードが終わったら、インストールするマシンにファイルをアップロードしておきましょう。ここでは、ダウンロードした ZIP を解凍し、DVD にした状態から続けていきます。私の環境ではインストールしたマシンの Dドライブに UFTv12.50 の DVD がある環境になっています(↓)。フォルダにある「setup.exe」というファイルを管理者権限で実行してみましょう。
以下(↓)のようにインストールメニュー画面が起動してきますね?そこの一番上にある「Unified Functional Testing のセットアップ」をクリックしてみましょう。
インストーラーが起動してきますので、待ってみましょう。
セットアップ画面が無事表示されましたか(↓)?では、「次へ」をクリックしてみましょう。
次の画面で、評価版利用の「使用許諾契約書」に目を通していただき、問題なければ、「使用許諾契約書に同意します」をチェックし、インターフェース言語として「日本語」選択して「次へ」をクリックしましょう。
もし、ここで「日本語」を選択出来ない場合は、ダウンロードしたファイルが日本語版ではないかもしれませんので、その場合は、こちらからに「UFTv12.50 の日本語評価版希望」と依頼してください。
カスタムセットアップ画面では、 UFT で記録する対象アプリのテクノロジにあわせてアドインを選択します。
UFT をインストール時でサンプルとして提供しているアプリはWPF ですので、その場合は、「WPF Add-in」を選択します。Web のテストを実行するのであれば、Web のアドインを選択しておきましょう。必要なアドインを選択したら、「次へ」をクリックします(↓)。
次に「UFT設定」画面が表示されますので、まずは問題がない限り、全てにチェックして「インストール」をクリックしましょう(↓)。
インストールに必要なコンポーネントなどの更新がはじまります。
次に、自動でファイルのコピーがはじまります。
自動でコンポーネントオブジェクトの登録が開始されます(↓)。
最後にシステムレジストリの書き込みが自動で開始されます(↓)。
はい、無事この画面が表示されたらインストールは完了です。ここでは「Readmeファイルを開く」「インストールログ」をチェックして「完了」をクリックしましょう(↓)。
Readme ファイルが開き、新機能の概要などを確認する事ができます(現在は英語ですが、すでに日本語Readmeファイルもございますので必要な場合はこちらまでお問い合わせください)。
自動で開いた「インストールログ」を見てエラーなど問題なく終了している事を確認しておきましょう(↓)。
はい、これでインストールは完了です。インストールしたマシンのデスクトップ上に次のように「HP Unifiied Functional Testing」 と 「 Run Result Viewer 」がありますね(↓)?
起動確認してみましょう。右クリックして「管理者として実行」をクリックしましょう(↓)。
このように起動画面が立ち上がってくるはずです。
すると、ライセンス警告がでます。これはまだ購入前のため商用ライセンスが適用されていないためです。ここでは、評価版ライセンスで起動するために「続行」をクリックしてください。くれぐれも「ライセンスのインストール」はクリックしないようにしましょう。「ライセンスのインストール」をクリックすると評価版ライセンスが無効になってしまいます(↓)。
次にどのアドインを適用するか選択します。今は起動確認なので、どれか1つ程度選択して「OK」をクリックしてみましょう。よく、全部選択している方をみかけるのですが、それはお勧めではありません。理由はアドインはメモリ上にロードされるため、全部選択した場合や多く選択した場合、空きメモリによってはパフォーマンスに大きな影響を出します。
「ALM Plugin」 を選択している場合、次のような警告がでますので、現状、まだALMと連携してませんのでそのまま「OK」をクリックしましょう。ALMについてはこの回とは別の「こっちもやっておこう_1回目 HP ALM/QC - 試用版を設定するまで」で紹介しています。今回は連携しませんので問題ありません。
UFT のアプリ画面が以下のように表示されましたね?おめでとうございます。これで起動確認ができました。
閉じる時は右上の「クローズボタン」か「ファイル」-「閉じる」をクリックして終了させましょう(↓)。
お疲れ様でした!