ここからはじめよう_ 18 回目 「LeanFT v12.5 ( Visutal Studio インストール編 )」

下記バージョンは 12.50 をベースに書いており、バージョン 12.53 をインストールする際は補足情報もご覧下さい。

ここからはじめよう_ 25 回目 「LeanFT v12.5 インストール補足 ( 最新バージョン12.53対応 ) 」

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UFT 12.5 では開発者の TDD や BDD のフレームワークを活用する新たな機能テストツールとして
LeanFT 12.5
が加わりました、LeanFT は IDE(Eclipse と Vistual Studio)上で GUI テストを JUnit, NUnit のテストケースとして実行できるようになります。

LeanFT はUFT をインストールしたマシンにインストールするか、スタンドアローンとして UFT がインストールされていないマシンに LeanFT のみでインストールする事も可能です。UFT マシンにインストールする場合の注意点としては、UFT と LeanFT は同時に2つとも起動ができないと言う事です。どちらか一方のみを利用する事になります。

LeanFT は上述のように、IDE がインストールされていている事が前提条件になります。

HPでは、QAチームが担当するテスト(結合テスト以降を指しています)向けに、これまで QTP や UFT を提供してきましたが、より前倒し段階で GUI単体テストから開発者がテストを主導して実施していく需要に答えるために LeanFT をリリースしました。ここまでカバーする開発メンバーを DevTester と呼んでいます。

DevTester に求められるスキルとしては、TDD、BDD、それを実現するためのベースとなる CI/CD フレームワークまであるのが理想です。

では、さっそく LeanFT のインストールをはじめていきますが、事前条件として、以下を想定しています。

● UFTv12.5 がすでにインストールされている事(インストール方法は前回を参照してください)

● Vistual Studio 2013 がインストールされている事(対応しているIDEについては下記を参照)

IDE.png

まず、マシンに NUit をインストールしていきましょう。次の下記リンクをクリックしてみましょう。すでにインストールされている方はここは飛ばしてください。

NUnit ダウンロード先

すると、次のようなダウンロード画面に飛びますので、対応しているバージョン 2.6.4 の MSI 版をダウンロードしましょう。

LFT125_000023.png

ダウンロードしたら、さっそくインストールしていきます。ダブルクリック、もしくは右クリックして「インストール」をクリックしてインストーラーを起動しましょう。

LFT125_000024.png

特に問題なければ、「実行」をクリックして続けます(↓)。

LFT125_000025.png

セットアップ画面が表示されますので、「Next」をクリックしましょう(↓)。英語ですが、特にそれほど難しいインストールステップではありません。

LFT125_000026.png

ライセンスアグリーメント(使用許諾)が表示されますので、読んでいただき、問題なければ「I accept ...」 の箇所にチェックを入れて、「Next」をクリックしてください(↓)。

LFT125_000027.png

特に LeanFT 向けにカスタマイズインストールは必要ないため、「Typical」をクリックしましょう(↓ 一番上のボタンです)。

LFT125_000028.png

はい、ここまできたらインストールができます。「Install」をクリックしましょう(↓)!

LFT125_000029.png

私の環境では、10秒かからずにインストールが終わりました。終わったら「Finish」をクリックしてインストールウィザードを終了しましょう(↓)。

LFT125_000030.png

NUnit をVisual Studio のインターフェース上から操作するために、「NUnit Test Adapter」をインストールしていきます。Vistual Studio を起動し、ツールバーから「ツール」-「拡張機能と更新プログラム」をクリックしましょう(↓)。

LFT125_000039.BMP

右上の検索入力フォームに「NUnit Test Adapter」と入力すると検索が実行されますので、そこで表示された「NUnit Test Adapter」(この図↓では一番トップ)にマウスをフォーカスし、「ダウンロード」をクリックしましょう(↓)。

LFT125_000040.png

すると、次の「ダウンロードとインストール」画面が起動するので、表示されているライセンス条項を読んで問題なければ「インストール」をクリックしましょう(↓)。インストールが終わると Visual Studio を再起動するように警告がでますが、再起動せずに終了しておいてもいいです。

LFT125_000041.png

十秒以内にインストールが終了するかと思います。次は、オプションとしてやっておいた方がいい設定を紹介します。

プログラムから「NUnit 2.6.4」-「NUnit」をクリックして起動しましょう(↓)。

LFT125_000019.png

次にツールバーから「Tools」-「Setting..」をクリックしましょう(↓)。

LFT125_000020.png

「Setting」画面が開くので、左のツリーフォルダから、「Gui」の「Tree Display」をクリックし、「Tree Images」を「Visual Studio」にしてみましょう(↓)。

LFT125_000021.png

次に「IDE Support」の「Visual Studio」をクリックし、「Enable Visual Studio Support」をチェックしておきましょう(↓)。はい、ここまで設定したら NUnit は終了しておきます。

LFT125_000022.png

以上で LeanFT をインストールするための事前準備はOKになりました。それではインストールしていきましょう。前回ダウンロードしたインストールバイナリのあるフォルダを開いて「Setup.exe」をクリックしインストールメニューを起動してみましょう(↓)。不明な場合は、前回をもう一度見直してください。

UFT125_000000.png

今回は、UFT をインストール済み状態に追加として LeanFT をインストールするので、必ず「Unified Functional Testing のセットアップ」という一番左上のリンクをクリックしてインストールを始めます(↓)。

UFT125_000001.png

すると、すでに UFT がインストール済みなので、次のような画面になります。ここで「変更」をクリックしましょう(↓)。

LFT125_000031.png

「カスタムセットアップ」画面が開くので、ここで「LeanFT」の「エンジン」と「クライアント」-「Visual Studio 2013 統合」を「全てインストール」するようにチェックして「次へ」をクリックしましょう(↓)。

LFT125_000032.png

インストール&更新が始まります。マシンスペックにもよりますが、私の環境では、2分程度で終了しました(↓)。「完了」をクリックして終了させましょう(↓)。

UFT125_000012.png

では、 LeanFT がインストールされたか起動確認してみましょう。Visual Studio を起動してみましょう(↓)。

「ファイル」-「新規作成」-「プロジェクト」をクリックします(↓)。

LFT125_000042.png

「新しいプロジェクト」画面の左のペインから「テンプレート」-「テスト」をクリックするとどうでしょう!ちゃんと、LeanFT 向けのプロジェクトテンプレートが選択できるのが確認できますね!!おめでとうございます。では、これは閉じておきましょう(↓)。

LFT125_000043.png

また、ツールバーに新しく「LEANFT」が追加されているのが分かりますね(↓)?

LFT125_000044.png

気づかなかったかもしれませんが、LeanFT をインストール後に Visual Studio を起動すると常駐 LeanFT ランタイムが自動で起動します(↓スピーカアイコンの左にある6角形のアイコンがそうです)。LeanFT を上で紹介した「LEANFT」-「Disable LeanFT」で無効にしてから Visual Studio を起動すると LeanFT ランタイムは起動しません。

LFT125_000045.png

これで、無事みなさんの環境に LeanFT がインストールされました!お疲れ様でした。今後は使い方についても説明していきたいと思いますので待っていてください。では、また!

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